衛生学・公衆衛生学
今日は試験勉強をする予定でしたが、想像以上に勉強に身が入りませんでした。
なにより、朝は11時過ぎに目が覚めて1日がとても短くなってしまったため、ほとんど何もできないまま一日が終わりました。
「衛生学・公衆衛生学」の勉強をしました。
早速、研究法というところでつまづきました。
コホート研究、症例対象研究…何を言っているのかが、理解できませんでした。というか、正確には理解するまで勉強するほど勉強していませんでした。
悔しいです。自分の甘さが招いた結果です。
これから、衛生学をもう少しやって今日は早めに寝て、明日は早く起きます。そして、しっかり勉強します。
明日は、解剖学、生理学、病理学、一般臨床医学、衛生学・公衆衛生学、関係法規を勉強します。
明日こそは、いい結果をここで報告できるようにします。
このブログをもし読んでくださった方がいたら、貴重な時間を割かせた上に、愚痴のようなものを読ませてしまい申し訳ありませんでした。
明日は、過去問を解いて、教科書(参考書)に該当マーカーを引いて、関連事項を教科書で確認するということをします。
試験勉強①
こんばんは。また、深夜の投稿になりました。
現在続いている「LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略」の投稿ですが、資格試験が近いため、しばらくお休みします。
これからは、試験勉強の進行状況や、勉強したことを投稿していきます。
今日は、午前中に図書館で勉強した後に、ファミリーレストランで勉強をする予定です。
それではおやすみなさい。
「LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略」 序章
こんばんは。hukisarashiです。
早速、投稿が遅れてしまいました。
出だしからこんなで先が心配ですが、気を取り直して続きを書いていきます。
序章「100年ライフ」
私たちの人生は、これまでになく長くなる。私たちは、人生のさまざまな決定の基準にしているロールモデル(生き方のお手本となる人物)より長い人生を送り、社会の習慣や制度が前提にしているより長く生きるようになるのだ。それにともなって、変わることは多い。変化は既に始まっている。あなたは、その変化に向けて準備し、適切に対処しなくてはならない。本書はその手助けをするために書いた本だ。(p.18)
1世紀以上前に生まれた子どもが105歳まで生きる確率は、1%に満たなかった。こうした変化は、ゆっくりとではあるが、着実に進んできた。過去200年間、平均寿命は10年に2年以上のペースで延びてきたのだ。今20歳の人は100歳以上、40歳の人は95歳以上、60歳の人は90歳以上生きる確率が半分以上ある。(p.18)
しかし本書で論じるように、将来を見通してしっかり準備すれば、長寿を厄災ではなく、恩恵にできるかもしれない。長寿化は、私たちに多くの可能性と多くの時間をもたらす。長寿化への対応の核心は、増えた時間をどのように利用し、構成するかという点なのだ。(p.20)
20世紀には、人生を3つのステージにわける考え方が定着した。教育のステージ、仕事のステージ、そして引退のステージである。しかし、寿命が延びても引退年齢が変わらなければ、大きな問題が生じる。ほとんどの人は、長い引退生活を送るために十分な資金を確保できないのだ。この問題を解決しようと思えば、働く年数を長くするか、少ない老後資金で妥協するかのどちらかだ。いずれの選択肢も魅力的とは言い難い。これでは、長寿が厄災に思えたとしても無理はない。(p.20)
以上、まずは抜粋形式で書きました。要点を抜粋して書き出すことで内容を紹介していますが面倒になってきたので、以降は内容を自分の言葉でまとめて書いていきます。
「オンディーヌの呪い」
フランスにある寓話を例え話として挙げて、将来の人類の生活に関する筆者の予測が書いてありました。
ざっくりまとめると、(寓話だけ抜粋します)
妖精のオンディーヌは、いびきをかいて眠りこけている夫のパレモンが不貞をはたらいたことに気づいた。怒り狂ったオンディーヌは、夫に呪いをかけた。起きている間は生きていられるが、眠ればその瞬間に死ぬ、という呪いだ。パレモンはこれ以降、目が閉じることを恐れて、一瞬の休みもなしに動き続ける羽目になったという。(p.20,21)
「教育→仕事→引退」といった人生モデルのまま、寿命が長くなれば寓話の「オンディーヌの呪い」のように、永遠に働き続けなければならなくなるんじゃない?だって、長生きしてもお金がなかったら生きていけないでしょう。だから、働き続ることになる。
だけど、仕事を長期間中断したり、転職を重ねたりしながら、生涯を通じて様々なキャリアを体験をするといったことを実践していけば、オンディーヌの呪いは避けられるよ。現状の(個人、企業、社会体制の)ままだったら難しいけどね。
だから、長寿(時間が増える)ということを生かして、時間の使い方を変えていく必要があるよ。
100年ライフでなにが変わるか?
100年以上生きる時代になることで、人類の生活がどのように変わるかについていくつか筆者が予測している。
1.70代、さらには80代まで働く
・100歳まで生きるとして、勤労時代に毎年所得の約10%を貯蓄し、引退後は最終所得の50%相当の資金で毎年暮らしたいと考える場合、80代まで働くことが求められる。(詳しくは第2章)
2.新しい職種とスキルが登場する
・これからの数十年で、労働市場に存在する職種は大きく入れ替わる。古い職種は消滅し、新しい職種が現れる。
・手持ちの知識に磨きをかけるだけでは最後まで生産性を保てない。時間を取って、学びなおしとスキルの再習得に投資する必要がある。
3.お金の問題がすべてではない
・平均寿命が延びることによって、お金に関する問題に議論が集中しがちだが、それ以外にも課題となることがある。
・家族、友人関係、精神の健康、幸福なども生活の質を保つためにはフォーカスをあてるべき要素である。
・スキル、健康、人間関係といった資源は金銭面の成功を得ることは不可能である。
4.人生はマルチステージ化する
・生涯に2つ、もしくは3つのキャリアをもつようになる。
・金銭面を最も重視して長時間労働をおこない、次は、家庭とのバランスを優先させたり、社会への貢献を軸に生活を組み立てたりする。
・寿命が延びることの恩恵の1つは、二者択一を強いられなくなること。
5.変化が当たり前になる
・ マルチステージ化した人生では、柔軟に生きることが求められる。
・新しい知識を獲得し、新しい思考様式を模索し、新しい視点で世界を見て、力の所在の変化に対応し、ときには古い友人を手放して新しい人的ネットワークを築く必要がある。
6.人生の新しいステージが現れる
・新しいステージは実験のチャンスを生み出し、一人ひとりが自分の望む人生を築く道を開く。
7.レクリエーションから、リ・クリエーションへ
・新しい役割に合わせて自分のアイデンティティを変えるための投資、新しいライフスタイルを築くための投資、新しいスキルを身に着けるための投資が必要となる
・余暇は休暇ではなく、投資に充てるべきである。
8.「一斉行進」が終わる
・「教育→仕事→引退」という順番にステップをへる以外の選択肢がうまれ、どのステージをどの順番で経験するかという選択肢が大きく広がる。
9.選択肢をもっておくことの価値が増す
・マルチステージの人生において、選択肢を多く持っておくことの価値が大きくなる。
10.若々しく生きる
・大人になっても思春期的な特徴を保ち続けて、高度な柔軟性と適応力を維持することにより、一定の行動パターンにはまり込むのを避けるようになる。進化生物学でいう「ネオテニー(幼形成熟)」のようなものである。
11.家庭と仕事の関係が変わる
・男女両方が収入を得る家庭が特別ではなくなる
12.実験が活発になる
・長く生きることを前提とした生き方の新しいロールモデルをつくる人間(パイオニア)がどんどんでてくるだろう。
13.人事制度をめぐる戦いが始まる
・画一性と予測可能性を求める企業の都合を、柔軟性と選択肢を求める個人の欲求が突き崩すだろう。
14.政府が取り組むべき課題
・金銭的な問題が大きいが、健康格差の問題も大きな課題となるだろう。そのため、必要な資源を持たない層を支えることが求められる。
あなたの100年ライフを作る本
・「20歳のときのあなたがいまのあなたを見たら、どういうと思いますか?」
・人生が短い時代は、深く考えなくても「私は何者か?」」という問いの答えはおのずと見えてきた。しかし、人生が長くなったことで人生全体を貫く要素がなにかを意識的に問わなくてはならない。
アイデンティティ、選択、リスク
・ほかの人たちと一緒に移行を経験するケースもあるだろうが、歳が近い人たちの選択に従うというやり方はたいてい通用しない。まわりのみんなと同じ行動をとるだけでうまくいく時代は終わった。自分がどのような人間か、自分の人生をどのように組み立てたいか、自分のアイデンティティと価値観を人生にどのように反映させるかを1人ひとり考えなくてはならない。
以上が序章のまとめです。
この記事を書くために3度読みましたが,読むほどに「これはあくまでも筆者の考えなのだ」ということが意識されました。1度目は、ただ筆者の言うことがそのまま頭の中に入ってきて、筆者の考えに誘導されていました(〜しなくてはいけない、〜をしてはいけない、など)。2度,3度と読む毎に「これはあくまでも筆者の考え。エビデンスを持ってきていたとしても、あくまでも考え,予測である」ということを頭の中で繰り返し反芻していた。そうすることで、この筆者との適切な距離感を取ろうと意識しました。
最後はあまり関係のない話にそれましたが、こんな感じでこのブログは進行していきます。
徐々に私の書くブログの形式(文章構成)は変化していくと思いますが、お付き合いのほどよろしくお願いします。
このブログに対する感想、意見などありましたら、下記のメールアドレスまでご連絡ください。
hukisarashi@gmail.com
ps.知人にこのブログを読んでもらい、感想を聞きましたが「刺激がない」と言われました。確かに淡々と進んでいく形式なので、つまらなく感じる方が多いかもしれません。本から抜き出す形式が多いので、説明的になりがちでした。次回は、説明的な箇所を減らして、自分の意見・感想などを書いていきたいと思います。
「LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略」 ご挨拶
初めまして。都内の医療系大学に通う4年生です。今年から社会人になる(予定)です。
以前から興味があった本が大学の図書館に新しく置かれることになったので、借りて読んでみました。
今日から毎日1章ずつ読んでいきます。その内容をまとめてここに書いていきます。
主な内容は「本の内容まとめ」「感想」「意見・考え」です。中学生(あわよくば小学生)でも読める文章を目指して書いていきます。
ざっと全体に目を通したのですが(流し読み)、中学生からシニアの幅広い世代が、これからの時代を生きていくうえで参考になることが書いてあるので、自分の興味のある部分だけでも是非読んでみてください。(逆に、全部をしっかり読もうと構えなくて大丈夫です。最初を読むと勝手に次が読みたくなってくるはずです。)
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目次
序章:100年ライフ(2018.1.13.土)
・オンディーヌの呪い
・100年ライフでなにが変わるか?
・あなたの100年ライフをつくる本
第1章:長い生涯-長寿という贈り物
・平均寿命は今後も延びる
・健康な期間が延びる
第2章:過去の投資計画-教育・仕事・引退モデルの崩壊
・ジャック―3ステージの人生の世代
・ジミー―3ステージの人生が軋む
・ジェーン―3ステージの人生が壊れる
・3ステージ型仕事人生に別れを
第3章:雇用の未来-機械化・AI後の働き方
・新しい産業とエコシステム
・雇用なき未来がやって来る?
・仕事の未来はどうなるのか?
・ジェーンへの助言
第4章:見えない「資産」-お金に換算できないもの
・人生の「資産」を管理する
1.生産性資
・スキルと知識
・仲間
・評判
2.活力資産
・健康-脳は鍛えられる
・バランスの取れた生活
・自己再生の友人関係
・ジャックの無形の資産
・3ステージの人生で失われるバランス
3.変身資産
・自分についての知識
・多様性に富んだネットワーク
・新しい経験に対して開かれた姿勢
第5章:新しいシナリオー可能性を広げる
・ジミーが送ってきた人生
・3.0シナリオ
・3.5シナリオ
・4.0シナリオ
・ジェーンの人生のシナリオ
・ジェーンの4.0シナリオ
・5.0シナリオ
・ジェーンとほかの世代の決定的な違い
第6章:新しいステージー選択肢の多様化
・若々しさ
・エクスプローラー
・インディペンデント・プロデューサー
・ポートフォリオ・ワーカー
・移行期間
第7章:新しいお金の考え方-必要な資金をどう得るか
・数字のつじつまを合わせる
・お金に関する自己効力感
・お金に関する自己主体感
第8章:新しい時間の使い方-自分のリ・クリエーションへ
・時間の使い方は社会が決める
・100年ライフの時間配分
・新しい余暇の過ごし方
第9章:未来の人間関係-私生活はこう変わる
・家庭
・仕事と家庭
・多世代が一緒に暮らす時代へ
終章:変革への課題
・自己意識
・教育機関の課題
・企業の課題
・政府の課題
最後に、このブログを書くに至った経緯を簡単に書いて終わります。
このブログは、僕にとっての実験です。興味があり読んだ本を不特定多数の人間に向けて書く。読者の反応、インプットした情報(読んだ本)をアウトプットするという作業を通して、自己意識・日常の行動にどのような変化が起きるのか。そういったことを目的として、実験的に始めました。なので、このブログを書いていくこと自体に意味がると感じています。日常に新しい刺激剤を投入(目薬で1滴指すレベルの刺激ですが)することで、自分が楽しむということが目的です。
本の内容に関するご質問、ブログに関する意見・感想などございましたら、下記に記すメールアドレスまでご連絡ください。
hukisarashi1@gmail.com
2018.1.13.土